今回は、ローカル制作環境について紹介します。
メインはWindowsです。
ポイント
- XAMPPはポータブル版を使用
- Webのドキュメントルート用フォルダを作成
- MySQLやMariaDBはXAMPP同梱版ではなく、別にインストールして、サービスで切り替える
XAMPP
まずは定番のXAMPPを使っています。
ただし、インストーラーからではなく、ポータブル版を使っています。
ダウンロードの手順





構成はこちら

xampp55~xampp81まで、それぞれのバージョン(PHP)のXAMPPを配置しています。
注意する点は、ドライブ直下に配置した場合は、特に設定しなくても大丈夫ですが、
1 |
C:\xampp81 |
等にした場合は、フォルダ内にある
1 |
setup_xampp.bat |
を実行すれば、内部のパスが置き換わります。
Webサイトのドキュメントは、「vhosts」フォルダを作成し、この中にサイトのHTML等を置いてあり、それぞれのバージョンのhttpd-vhostsやhttpd-ssl.confのドキュメントルート等を設定しています。
ちなみに、「apache」フォルダにはSSL用の証明書ファイルがおいてあり、そこを読むようにしています。
MySQLとMariaDB
MySQLとMariaDBは、XAMPPに同梱されているものではなく、別にインストールして、サービスで切り替えています。
MySQLは、MySQLダウンロードページのMySQL Community Serverをダウンロードしてインストールします。
5.6以上では共存インストールが可能になっています。
注意する点
初回のインストール(まだMySQLをインストールしていなくて新規にインストールする場合)は、手順通りにインストールします。
追加の場合は、「メニュー」→「MySQL」→「MySQL Installer – Community」
または、
追加したいバージョンのインストーラーを開き、MySQL Installerを開きます。
MySQL Installerが開いたら右側にある「Add …」をクリック

「Available Products:」の「MySQL Servers」の⊞をクリックし、「MySQL Server」の⊞をクリックし、インストールしたいバージョンを選択して、中央の→が緑に変わったらクリックして「Products To Be Installed:」へ移動して、「Next >」ボタンをクリックしてインストールしてください。

同時に使用したい場合は、インストール時にポートを別途指定しても良いでしょう。
Windowsのサービスを開き、一覧に表示されていれば完了です。

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